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ちびっ子も色々考えて行動しています。
こんな事例がありました。

その1(仮称:ケンタ)
小学3年生の漢字テストの時間です。
小3は教師採点にしているので、出来た者から
教師の前に並ぶように指示してあります。
我こその勢いで問題を解いて採点をする教師のところに走っていきます。
すると急にケンタが自分の席に戻って行きました。
何があったのかなぁと見ていると、椅子をきっちり机の中に片付けています。
それからまたダッシュで順番列に並びました。

その2(仮称:マリ)
小5で漢字テストプリントを前列から後列に配布していた時、
一枚プリントが不足していました。
するとマリは、先にそのテストプリントを後ろの生徒に渡していました。

その3(仮称:マリ)
その2の続きです。私が不足プリントのコピーページを間違えて、
本来のテスト範囲でない所を印刷してしまいました。
その範囲はまだ学校で習っていないところでした。
しかしマリは、何も言わずに黙々とやり始めました。
ところが習っていない漢字が出てきたので、
「先生、このプリントのページが違います」とやれるとことまでやって
私に言ってきました。

ケンタもマリも共通しているところがあります。
自分の行動が「考動」になっていることです。
もう少し言うならば、「正しい行動」が出来たことです。

「正」は「一つ止まる」です。 ※金八先生の名言集より

自分の行動が主観的になっておらず、
客観的に自分自身を見ることができる表れだと思います。
常にそういった行動ばかりではありませんが、
そんな芽を子どもたちは誰しも持ち備えています。
それをキチッと評価して、皆の前で褒めてあげることは必要なことです。

マリのことをもう少し書きます。
範囲外のテストプリントをもらった時に「違います!」ではなく
「とにかくやってみよう!」のプラス思考の考え方ができることは
これから生きていく中できっとプラスに働いていくことだと思います。
やれる所までやって「ここまでやりました」と言えることがお見事なのです。
私はその範囲外の答案を採点しましたが書き込んである解答欄は
すべて満点でした。

小学生の子どもたちはギャング・エイジです。
平気で教材かばんの中に履物を入れている子どももいます。
そういった行動を目にした時私は間髪入れずに注意します。
正にこれこそ即行即止でないと伝達効果は望めません。
小さなこども程、この事の善し悪しを明確に伝えるべきだと思って、
私は大好きなちびっ子集団を牽引しています。


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