今月の塾通信で、今春の高校合格実績を載せた。
実績など語れるような規模の塾ではないので身分不相応とは思ったが、一昨年保護者様からの声もあって掲載した。その通信の文面は・・・
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●今春の進学実績
上野塾はこういった進学実績を出す塾の規模ではありませんでした。昨年の春、在塾生のお母様から「上野塾さんの高校進学実績を知らせていただきたい」とコメントがあって、それを今年は、包み隠さず報告できる塾にしようと思って今年の春まで塾生も我々も頑張ってきました。志望校全員合格の大目標を今年は達成できませんでしたが、塾生一人ひとりの頑張りは見事でした。それを記憶に留めておくためにも、今春より高校進学先を塾通信でご報告いたします。尚、この数値を広告等を使って大手塾のように、「○○高校□名」と謳うようなことをするつもりはありません。この数値には表れない『努力の軌跡』を重んずる塾であり続ける方針は変えておりませんこともご承知くださいませ。
以下に進学高校名を記載。
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この文章と進学一覧を読まれて、一人のお母様から以下のお返事をいただいた。
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高校進学先を公表することに何の意味があるのでしょうか?必要があるのでしょうか?何のために知りたいのでしょうか?先生が書かれる『努力の軌跡を重んずる塾』と結びつきません。結果の出ない子にとって塾に通うことが苦痛になりませんか?
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今回の通信で進学校を掲載したことで「通われる塾生さんの頑張り度が分かって良かった」と言う意見と今回のような意見もあった。
中3生が8名だった頃は、『○○高校 □名』なんて謳うことなど考えもしなかったし、そういった塾ではないと自分に言い聞かせていた。第4期生を送り出すようになって中3塾生も50名を数えるようになって、数字の魅力が私の頭を過ぎった。「そろそろ進学実績をご紹介してもいい時期かな・・・」って。昨年の『実績を知りたい』と言う声もあったので私は掲載に踏み切った。生徒達の頑張りと言う数字の魅力に憧れて・・・。
そんな中、今回のお手紙。
こういったお手紙は本当に私の羅針盤修正に直結する。上野塾は大手塾じゃない。個人塾として地域に根ざした塾をこれからも突き進む。大手塾のような真似をしてどこを目指すのだ。昨日も「部活動の夜練があるから別曜日に対応していただけませんか」という保護者様からのご意見もいただいた。大手塾は「この時間割に合わせてください。できません」と対応するだろう。上野塾は「現状難しくてもなんとかしてみます」とまず言える塾でありたい。上野塾は地域の子どもさんや保護者様の応援団なのである。
個人塾が大手塾の真似事などして何になる。個人塾は個人塾にしかできない地域支援に徹してこそ、愛される塾へと昇る資格があるのだと痛感した。
通信のお返事用紙でどれだけ私は助けられたことか・・・。
思い切って通信のお返事を書いていただけたお母様、本当にありがとうございました。
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