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上野塾の要項に、親にとってわが子は宝者と書いてある。
できが良い悪い関係なく、親にとってわが子は間違いなく「宝者」。
私も3人の子どもがいるが、3人共私たち夫婦の宝者。

3月28日は早朝より「春のお楽しみ旅行」を実施した。
開塾して規模の大きい小さいは別にして、毎年やってきた。
最初は高校受験を終え、志望校進学のご褒美としての企画だった。
それが他学年のお楽しみ旅行として受付窓口を広げ、
小学生が多数参加するようになってきた。
小学3年生から参加できるお楽しみ旅行だが、
ディズニーにしろユニバーサルにしろ、小学生が一人で一日回れる訳がない。
そこでお世話をするスタッフを配置する訳だが、
単に子どもたちと「キャッキャ」言いながら同行するレベルは望まない。
子どもはわがままを言うこともある。
それが皆の足並みを乱すわがままならば「ダメです」とピシャリと
諭せる引率スタッフでなければならない。

こういった旅行は「何もなくて当たり前」
親御さんも「うちの子、大丈夫だろうか」と不安でいっぱいなのだ。
当たり前だが、事故や怪我などをさせてはならない。
気分が悪くなって救護室運ばれた時、不安を与えてはいけない。
子どもが落し物をした時、一緒になって探してやらないといけない。
せっかくのお楽しみ旅行が寂しい旅行になってしまう。
そんな気配り、気遣いが引率スタッフには求められる。
今回は33名の小学生が参加した。
自分で動いた頑張り屋の子どももいたが、
多くは我々スタッフがお世話をさせていただいた。
子どもと一緒に朝から夜まで一緒に動き回ることは体力も神経も使う。
それを毎年積み重ねて行く中で、講師ではない教師としての立ち位置、
振る舞い、言動を実体験の中で学んで行く。
単に「子どもが好き」だけではこの引率任務は務まらない。
中立のバランス感覚が求められる。
正社員の亀山、渡辺は見事だった。学生スタッフの新井、林も頼もしかった。
何かあった時に身を挺して守る覚悟を持っての引率は疲労度も大きいが
何も問題がなく無事終了できれば満足度も半端無く大きい。

今回のユニバーサルは早朝から深夜までの日帰りだったので
子どもたちも疲れたはずだ。
我々も帰りのバス車内にいる時は、眠ってしまうこともあった。
私は「ここぞ」と言う時だけ仕切った。あとは亀山や渡辺に任せた。

帰りのバスの中で私の隣の子どもが私の肩に添い寝をしてきた。
男坊主が疲れて眠ってしまい、私の方に寝倒れしてきたわけだが
暫く私も動かず、じっと肩を貸してやった。
これを見た学生スタッフの林が「なんかほっこりしました」と言ってこの写真を撮った。
この男坊主は私をお父さんと思っているのだろうか・・・。

寄り添い

 

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