8月に入りました。いかがお過ごしでしょうか。
夏らしいものといえば様々にあります。その一つに怪談がございますね。いわゆるお化けなどが出る怖い話。最近は減りましたがテレビでこの手の企画は必ずといっていいほどこの時期にやっていたりして。恐怖を感じることで涼しさや寒さ(?)を味わって一時の暑さを忘れる効果があるのでしょう。しかし実際に生活していて怪談以上に恐怖というかゾッとした、という体験談をお話させていただきます。
日曜日の夜でした。ガンガンに冷房をきかせてオリンピック中継を見ながらのんびり過ごしていたら突然、家中の電気が切れました。ブレーカーが落ちたはずだからと、懐中電灯を灯しながらブレーカーを確認しました。やはり主電源のブレーカーが落ちていたのでオンの位置に戻したのですが、全く電気がつきません。もしかして、と思った私は家の外に出て周囲を見回したら、一切の明かりが見えず真っ暗でした。持っていたスマホで中部電力さんのホームページを確認すると、私の居住域を含めて広範囲で停電になっていたのです。当然ながら復旧するのを待つしかないのですが、待てども待てども復旧しません。夜とはいえ酷暑なので暑さは容赦なく襲います。網戸にしてもむしろ室内に湿気と熱気が漂うだけ。充電ができない今スマホの電源は気になるし、さらには冷蔵庫も…このまま復旧が遅れたらどうなる?スマホの電気が切れたら一切の情報が絶たれる、食料が全てダメになる、熱中症にもなりかねない。この最悪の状況を乗り越えられるのだろうか…とありとあらゆる不安が私の頭の中をかけめぐる中、ようやく1時間くらい経ってようやく復旧したのです。
8月最初の夜にこんな凄まじい体験をするなんて思いもしませんでした。1時間という時間がその時はいつも以上に長く感じたのは言うまでもないです。なんて人騒がせな、とその際は憤りを感じました。しかし後で冷静に考えてみると、我々は日常生活の殆どを電化製品に囲まれて過ごしているがその肝心の電気はいつでも流れている訳ではないのだということを改めて気付かされました。今回の停電のみならず、災害など不測の事態が起きればいつものように当たり前に電気を使うことはできません。また、今回の停電時に私よりもお年寄りの方たちが体力的にも精神的にも不安にさい悩まされたのではないでしょうか。特に一人暮しなら尚更です。私の居住域は比較的のどかな田園地帯ですがこれが街とかならもっとパニックになったかもしれません。そしてこの復旧がもっと遅れたら被害が更に…と考えたら怪談話なんて生ぬるいと思えてしまうのです。
怪談などの類いは殆どが一時的な恐怖感で終わるでしょうが、電気が使えなくなる恐怖に比べたら大したことはないでしょう。なぜなら後者の方が人の生死に関わるからです。
一方で、いかに私達が文明の利器やその根幹をなす電気というものに恵まれて暮らしているのかということを思い知らされました。それだけに、便利な生活に甘えすぎず生活資源を有効に使い、さらには非常時に冷静に行動できる心構えを持とうと決意した次第です。
塾生の皆さんは「勉強や部活でそれどころじゃない!」と思うかもしれないけど、一時でも立ち止まってそんなことを考えてみるのもいいでしょう。
追伸:それでもやはり、怪談話は怖いよ〜(;´Д`)
今回のお花はバラ一式。バラの花言葉は色々あるけれど特筆としてバラのトゲにもあって「不幸中の幸い」www
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