~時刻と時間~
プライベート個別で、
小学低学年のお子様をお持ちの親御様から、
復習の要望が多いのが、「時刻と時間」の単元です。
時計が読めない、
〇〇分前が分からない、
〇時△分から〇時◇分までの時間が計算できない…等。
「時刻と時間」小学低学年には、
非常に難しい単元です。
なぜ難しいのか?
・感覚的に難しい。
(長さなら、目に見えるが、時間は目に見えないので、
感覚的に捉えにくい。)
・〇分前と言われても、実際の時計の針は戻らない。
(時刻は進むものである。)
・時刻と時間の違いが、理解できていない子が多い。
・十進法ではなく、六十進法である。
(60秒で1分、60分で1時間)
・12時の次は1時になる。
・2時は、午前2時と午後2時がある。24時制もある。
あー、難しい、難しい…
大人にはなんという事でもないのですが、
小学生低学年には理解できない世界だと思います。
小学生の算数は、
「生活の中から学ぶ」という事が重要です。
時計が苦手なお子様の親御様、
生活の中で、次の4点を意識して頂ければと思います。
①日常生活の中で、意識して、時刻や時間を考える場面を作る。
・「今、何時かな?」
・「おやつは、3時だよ。あと、何分あるの?」
・「お母さんは、今から1時間後に帰るよ、何時に帰る?」
・「30分ゲームして、また40分ゲームしたら、合計何分間?
それは、何時間何分?」
そんな声掛けをして頂ければ、時計の計算をする機会が多くなり、
身近な計算になります。
②時刻と時間の違いが分からないお子さんも多いです。
時刻を表す「〇分」と時間を表す「〇分間」を
親御さんが意識して使う事も大切です。
「ゲームは、30分だよ。」ではなく、
「ゲームは、30分間だよ。」と意識して下さい。
③時間の感覚は、
砂時計や、電子レンジのタイマーで身に付きます。
秒や分の長さを体感させることも大切です。
④できれば、子ども部屋や居間には、
デジタルではなく、文字盤のはっきりしたアナログ時計を
掛けて頂くと良いです。
最後に、
「時刻と時間」の単元に限らず、
低学年の算数は、教科書という紙の上ではなく、
「生活の中での算数」を、
意識して頂けたらと思います。
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