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本日は雑学的なことを・・・

中3の理科の授業には、『天体』があります。
美しい星々の神秘的な話をたくさんできればいいのですが、授業で習うことは計算問題が多いため、天体の素晴らしさを伝えきることができません。

そこで、天体の授業時には光の速さを交えて以下のような話をしています。

光の速さは、秒速約30万キロメートル。
音の速さが、空気中で秒速約340メートルですから、光がいかに速いかわかると思います。
また例としてよく挙げられるのが、地球の周りを1秒間に何周できるかという話です。

地球1周は、約4万キロメートルですから、
30万÷4万=7.5となり、光は1秒間に地球の周りを約7周半できることがわかります。

地上に住む人間からしてみれば、これは瞬きよりも速いもの。
光による時差など考える必要もなさそうです。
しかしながら、宇宙という空間で考えてみると、
太陽から出発した光が地球に到達するまでにかかる時間は、8分20秒弱。
これだけでも宇宙の広大さがわかるというものですが、
我々が地上から太陽を見てみると、それは約8分前の太陽の姿を見ていることになるわけです。
「今」を生きている私たちは、太陽を見ることで「過去」を見ているわけです。
不思議な現象ですね。

さて、太陽のように自ら光り輝く星のことを「恒星」といいます。
地球から最も近い恒星(太陽は除く)を挙げてみると、ケンタウルス座にある星で、地球から4.3光年ほど(光年:光が1年間に進む距離)の位置にあります。
つまり、その星を地上から見ると4.3年ほど前の姿を見ることができるわけです。
(残念ながら、この星を見るためには、沖縄本島より南に行かなければなりません。)

空に見える星々のほとんどが恒星ですから、夜空を眺めることは過去の宇宙の姿を見ていることになるわけです。
天気の良い日には、たまには夜空を眺めてみませんか?

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