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~ドキドキ、どうしよう~

すがすがしい秋晴れである。
「秋だ」と季節を実感する朝、
テレビでは台風19号の被災地のニュースが流れている。
被災した人たちが、どんな思いでこの青空を眺めているかと思うと、
心が痛い。
1976年の9.12豪雨で、我が家も床上浸水の被害を受けた。

 

自然災害は予測できない事も多いが、
高校入試に関しては、
合格に向けて、
万全の準備を整える事が可能だ。

だが、勉強のやり方だけではなく、
入試に向けて、色々な不安を持っているなと感じている。
先日「緊張する、上がり症で自分の力を出し切れない。」
という生徒さんの話しを聞いた。

毎年、入試前に受験生にする話しを書こうと思う。

緊張やドキドキ、どうしよう?
心配ありません、ドキドキを起こす原因を味方にすれば解決します!

 

緊張して、
心臓がドキドキする、
手が震える、
頭が真っ白になる・・・
それは、科学的に分析すると、
ノルアドレナリンという脳内物質が分泌されるかららしい。
このノルアドレナリンは、身の危険が迫った時に出るモノで、
心や体を「戦闘態勢」にする。
言い換えれば、ノルアドレナリンは集中力や注意力を高める物質である。
力を最大限に引き出す事を助けるのが、
このノルアドレナリンなのだ。
テストでは、適度な緊張感を持った方が力が発揮できる。
ダラダラとテストを受けていたら、良い結果にはならない。

上がり症対策は、
その原因となるノルアドレナリンの力を上手く借りて、
「適度な緊張感」を作ると良い。
(過度な緊張感では、ダメ)

緊張してきたら、
「ヤバい、どうしよう…」と不安になるのではなく、
「おう、ノルアドレナリンが出てきたぞ、チャンスだ。」と思う。
「戦闘態勢だ。がんばるぞ。ノルアドレナリン、ありがとう。」と、
深呼吸して、取り組めば上手くいく。

模擬テストは絶好の練習場だ。
本番入試のリハーサルをしてみよう。
緊張してきたら、「ノルアドレナリンありがとう。」と唱える。
そして、緊張の度合いを、「過度」ではなく、
「適度」にする方法を色々と試してみよう。
深呼吸、数を数える、塾長の顔を思い浮かべる、
大変だった合宿を思い出す、昼食弁当の献立を想像する・・・
ノルアドレナリンは適度になるはずだ。
(このアドレナリン作戦にもし失敗したら、教えて下さいな。
今までは、ずっと成功してましたので。)

但し、このアドレナリン作戦は、
前日までに、「やるべき事をしっかりとやり切った場合」のみに有効。
やるべき事ができてない時には、
模試も入試においても良い結果が出るはずはない。

まずは、やるべき事を考え、
やり切る事が最優先課題である。

 

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