どんな些細なことでもいい、どんな小さなことでもいい、他人からすれば当たり前のようなことでもいい・・・達成感って大切だと思う。
今月は体験授業受講生が6名いる。その中で今日は3名の生徒が通ってくる日。今まで私の強い牽引にしがみついて来た者には何とかして「僕だってやればできる!」と思わせたい。その達成感、充実感を味わって欲しい。きっと今までそういった自分でできた喜び、分かる喜びに飢えていたのだと思う。
体験授業の最終週は「いくら塾に入りたくてもこれをクリアしないと入塾はできない」と第3週目に発信しておく。事前に保護者様のお考えは尋ねておき、併せて私が何を考えているのかを伝えておく。
最終週の生徒達は目の前の大きなハードルに挑むことだけに集中して教室の玄関に現れる。私が「今日の塾勉はOKか?」と聞く。すると生徒達は「た・ぶ・ん」と返答をする。緊張している。乗り越えたいと言う気持ちが伝わってくる。私はいつもと変わらぬテンポと声の高低で授業を開始する。テスト開始・・・交換採点・・・得点報告・・・と続く。
本日の体験者3名の内、1名は見事私の課題をクリア。合格した。私が「来月から塾に正式に通っていい」と。するとその生徒は「にっ・・・こり」。不合格になった者は授業後にもう一度再テスト受験の発信をする。
授業後、再チャレンジが始まる。私はもの凄い形相で子ども達の様子を前から見る。緊張感が走る。再テスト開始前まで一生懸命努力する姿がある。本当はこれで十分なんだが子どもにはそんな姿は一切見せない。正に崖っぷちの状態を創る。そこから這い上がる達成感を持たせたい。再テスト開始・・・終了・・・採点・・・再テスト体験者2名の内、1名は合格「良し!!良くやった!来月から先生の生徒だ!」と。「ありがとうございました」と教室をあとにする。残った1名。
さぁ、ここから膝の付け合せが始まる。躓きの糸をいっしょに手繰り寄せる作業に入る。「これはいいか?ここは?良し、ではこれは?」こんなやり取りが続く。その時生徒から「あっ、そうか」の声が出た。「ここだ!!」この言葉が出た所から今来た道をもう一度昇り始める。そうすれば確実に回路は繋がる。
この体験者には明日もう一度チャンスを与えた。私はひとつのハードルを越えて「先生、お願いします」の声が聞きたいのである。こんな小さな達成感の積み重ねを繰り返し、あとで自分が振り返った時に「こんなにも高いところに昇った」と自分で感じ取って欲しいのである。さぁ、這い上がって来い!!
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