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●中学校成績評価について(情報提供)
中1の保護者様から「中学の通知表評定に納得がいかないのですが・・」の問い合わせが入っていますので、ご質問された方には説明をさせて頂きました。ご存知の方も多いとは思いますが、これも情報の共有をさせて頂きます。
[成績評価について] ※中学校保護者向け配布文書を引用させていただきます。
■絶対評価について
かつて行われていた「相対評価」では、生徒全体の中で平均的な位置にある生徒の力量を「B」とみなし、これを基準にAやCをつけました。つまり他の生徒との比較で成績をつけました。
これに対し「絶対評価」は学習内容の「このことがこのレベルで達成できればB」(B=おおむね満足できる姿)という到達点を決めてそれを基準にAやCをつけます。こちらは本人の到達度で成績をつけます。
■評価の手順
①「観点の評価(A・B・C)」をつけます。各教科には学習の内容が大きく分けて4つ(観点)があります。(国語は5観点)その観点について前述の方法でA・B・Cをつけます。その際、材料となるのは「話す、聞く、考える等の姿」や「小テスト、ノート、発表質問、調べ学習、仲間との協力、提出物、持ち物の準備、授業参加意欲」です。こうした細かな項目について日常的に評価を繰り返し蓄積していきます。期末テストの結果だけでなく、毎日の授業における姿が評価の材料となります。それをもとにして、一つ目の観点は「A」、二つ目の観点は「B」というようにつけたのもが「観点の評価」です。
②教科の「評定(1~5)」をつけます
①でつけた各観点のA・B・Cの合計で得点化します。(別表参照)
Aは3点、Bは2点、Cは1点とし、その合計で1~5の評定をつけます。
■重み付け(観点によって重要度が違う)について
原則として上記の基準に従って「観点の評価」をし、そのから「教科の評定」を導きだします。但し、教科の特質上、特に重要な観点には重みをつける場合があります。たとえば体育では運動技能を最重要観点として重みをつけています。同じようなことが他の教科(数学、英語)で行われます。このように重み付けをした観点にAやCがついた場合、別表の「得点と評価」の線が崩れることもでてきます。
■成績の生かし方について
先にも触れましたが、絶対評価は本人の到達度の評価です。他人と比べたものではありません。「B」のラインに届いているかどうかが、相対評価よりもはっきりします。生徒への評価は教師の指導評価でもあります。より多くの生徒がBやAの評価となるようより良い指導に心がけます。どうかご家庭でも「B」は「おおむね満足できる姿」であるという見方を大切にしてあげてください。そして、更に「A」の姿になるためのアドバイスや援助をしてあげてください。
※別表と各教科の重み付けは来月の塾通信に記載してあります。

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