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2004年9月1日は、私の独立記念日。
今年は丸10年になる。

前職に区切りを付け、新たな一歩を踏み出した日が2004年9月1日。
会社を去る時私は家内と一緒に前職社長に挨拶に行った。
会社の社章と腕章を持って「今までありがとうございました」と。
社長は「こうやって挨拶にくるのも上野さんらしいな」と
言葉をかけていただいたことを覚えている。
前職の玄関を出た時、『ひとりになってしまった…』と思った。
それから10年。
長かったような、短かったような日々であった。

今、私には4人の正社員、7名の常勤講師と学生スタッフ、そして家族がいる。
個人塾から法人化へとこの上野塾を成長させることができた。
社員のみんなが安心して働ける環境を作りたかった。
今はみんなに支えられて上野塾、そして上野義行が存在している。
みんなに心より感謝しなければならない。

上野塾を卒業して行った子どもたちも404名を数える。
第1期生は25歳になった。
私が独立した歳が43歳。
当然のことながら今、53歳の自分がいる。

わが子たちも大学生、高校生と成長したが、
まだまだ親の責任が大きく圧し掛かっている。
隠居などできる状況ではない。

10年前は上野塾は私の代で完結すればいいと思っていた。
今はこの上野塾が私が代表職を離れても残って行って欲しいと思っている。
地域に可愛がられる、愛される、必要とされる学習塾であり続けたい。

良いことばかりではない。
自分にとって試練の時もある。
ぐっと堪えなければならない時もある。
今までもあったし、これからも必ずやってくる。

満月は必ず欠ける。しかし月は欠けても
もう一度満月を迎えるチャンスはくる。
そのチャンスをしっかり掴み取れる毎日の心の在り方や、
仕事への真摯な姿勢が私たちには必要に思う。

家内がこんな額を4年前に贈ってくれた。
家族の名前が刻まれている。
これは今、ピアノ教室の玄関に飾ってある。

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幾人にもらに、
人とのびを大切に、
ご恩には理堅く、
幾つになっても
粋さとしき心を。

が満ちては欠けるように、
どん底の真っ暗闇はあっても、
また満月はやってくる。

やかに 和やかに
生きてきたい。  M

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2000稿まで、残り16稿

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