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遼 今季賞金全額寄付「2億円目指す」

今季の獲得賞金全額を東日本大震災の被災者支援に充てる
と発表した石川遼=米ジョージア州オーガスタ
男子ゴルフの石川遼(19)=パナソニック=が29日(日本時間30日)、
滞在中の米ジョージア州オーガスタで、
今季の獲得賞金全額を東日本大震災の被災者支援のために寄付すると発表した。
加えて、ツアーで1バーディーを奪うたびに10万円を義援金とすることも決めた。
仮に賞金王となった一昨年並みの活躍をすれば、
寄付総額は2億円を超える。
被災者支援はマスターズ(4月7日開幕)から始まる。

石川が今季を東日本大震災復興支援のために戦うと決めた。
28日にオーガスタで合流した父・勝美氏らと相談の上、
今年の4大メジャーと日本ツアー全試合の獲得賞金を全額、義援金とする結論を出した。

ほとんどのプロゴルファーにとって賞金は生活の糧で、
すべて寄付するのは異例。
だが、石川だからこそできる復興支援でもある。
「お金は練習環境とか自分のゴルフのために費やしてきたけど、
今はまだ足りている」と、20社近いスポンサーに感謝した。

一度に義援金を送るのではなく、成績連動型で支援していく方法には、
19歳の思いが詰まっていた。
「被災地の方は長い戦いになる。
(今季は)皆さんと一緒に戦う形でやっていきたい。
1年じゃなかなか家に帰れなかったりもあるかもしれないけど、
とりあえず今シーズンは、こういう形でやらせてもらいたい」。
ともに戦い続ける決意だ。

併せて、今季ツアーで1バーディーごとに10万円も寄付する。
従来1バーディーに付き1万円、1イーグルに付き2万円を積み立て、
ジュニア育成団体へ全額寄付してきたが、その活動は継続しながら、
新たに支援費用に回す。

「トータルで2億円を目指したい」。
08年のプロ転向後、3年連続で賞金1億円を突破し、
昨年は1億5146万余円で賞金ランク3位。
イーグルも含めバーディー以上は350個あったため、
今回の義援金に換算すると合計1億8646万余円となるが、
今年は昨年以上の活躍を目標とした。

東日本大震災発生は米国で知った。
直後に宮里藍から、復興支援に乗りだすことを伝えるメールが来た。
尾崎将司は募金活動を行った。石川もすぐにヘッドカバーを安価で販売し、
義援金としたが、さらに何ができるかを熟考していた。
「こういうのに遅いとか金額がどうとかはないと思いますが、
正直、焦りみたいなのもあった」と、胸のつかえが取れたような表情ものぞかせた。

被災者支援はマスターズから始まる。
「正直いくらになるか分からないし、0円かもしれない。
でも気合が入る。マスターズから、自分が少しでも日本の皆さんのためにできる」。
あこがれの舞台で戦う意義が、また一つ加わった。

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自らに喝を入れ、それに向かって立ち向かって行く姿勢。
19歳の青年から大きな学びを貰った。
私はそんな桁外れの支援は出来ないけれど
あなたへの妬み、嫉妬が湧いてこないことが
あなたの人徳なんだろう。
『成績連動型での支援』・・・凄い男になるんだろう。
50男にも大きな波動を贈ってくれたよ。

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