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上野塾は岐阜市芥見地域と私の生まれ故郷の山県市に教室を開かせていただいている。まだまだ私が考える地域塾としての完成度には、質・量とも到達していない。まだまだ、志半ばと言ったところである。

個人塾であるが故、大手塾と同じ生き方では存続することは不可能である。資金体力も比べものにならないくらい個人塾は乏しい。年間の広告宣伝費など大手塾のトイレットペーパー代金程度しかかけられないのが現状。上野塾は夏も冬も広告宣伝は行わない。いや行えないといった方が正しいと思う。毎年2月と3月に新年度のチラシをご案内するのが精一杯である。だからそのチラシには精魂傾ける。今年も元気に塾ができるお礼と大切なお子様(宝者)をお預かりする決意と責任を上野塾を代表して述べさせていただく。教室の様子も数ある塾のなかでこの上野塾に通ってくれている子ども達の生の声をできるだけ伝えたいと思ってこの11月から準備に入る。

私は塾が大好きである。塾は勉強を教えることは当たり前のこと。塾に通っていただいて成績を上げることが何を差し置いても第1命題になる。しかし、成績を上げることだけが私の塾屋人生の完結とは思っていない。上野塾に通ってくれた子どもたちがこれから生きていく中で、幾度となく目の前に大きな壁が立ち塞がることが出てくる。私はその壁を自分自身の力で這い上がり、次のステージに挑む生きるエネルギーを持った子ども達になって、我々の腕の中から巣立って行って欲しいと思っている。

人は壁に攀じ登ろうともがく。幾度となくチャレンジしてもその結果が伴わない時は苦しみを感じ、半ば諦めようとする気持ちも出てくる。やってもやってもその結果が見えてこない時、もう一度自分を奮い立たせる気持ちを自分自身で持てる子どもが少なくなった。その時に『夢を持つ大切さ』『夢への到達に一番の近道は小さなことの積み重ねしかないこと』を子どもに伝え、自分に厳しく強い大人になってもらいたいと心から思う。

子どもたちが私の塾で過ごす時間は一生の中のほんの僅か。瞬きをするような時間だろう。やがて大人になって目を閉じて過去を振り返った時に「上野塾・・・厳しかったけどあの先生達何してるかな」って思い返してくれればそれでいい。また私が子ども達に伝えた生き方を、自身の我が子に伝えてくれたとしたならば、この上野塾の存在意義が地元地域にあったのだと思う。

私は来年50歳になる。今まで大好きな塾をこの地域でやらせていただけた感謝の気持ちと、自分自身がこの仕事への誇りと自信を持って、残り10年本気に塾屋道を突き進む。

先月末に私の塾を神奈川の学心塾の「とよ爺」こと、中本先生に視ていただく機会があった。私はこの中本先生から本当に数多くの刺激と元気をいただいている。本物の塾屋に、この岐阜の田舎塾屋の教室と私自身のすべてを視ていただいた。その記事がこれから始まる。

塾人が住む街 1日目④ ⇒憧れのとよ爺に会う

塾人が住む街 1日目⑤ ⇒とよ爺が視た上野塾芥見校

塾人が住む街 1日目⑥ ⇒とよ爺が視た上野塾本校

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