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塾では毎週土曜日、中3受験講座を行っている。私の娘も中3受験生なので土曜日のスケジュールが手に取るように分かる。金曜日は塾の平常授業がある。また今は英検対策があり、終了は午後10時半。それから戻って風呂に入って就寝。午後11時は過ぎる。翌日の起床は6時。そして7時には部活に出かける。昼過ぎまで部活を行って帰宅は午後1時(試合があると朝の出発は6時、帰宅は午後5時になる)そして午後6時に送迎バスに乗って芥見校へ入校。午後7時~10時まで受験講座を受講し、またバスに乗って帰宅は午後11時を過ぎる。翌日はまた部活動が早朝から始まる。大人と同等、場合によってはそれ以上の正に分刻みの行動予定でこの1学期の時期を過ごしている。

私はこれで良いと思っている。15歳の高校受験を試練として捉え、そこでこれから長い人生を生き抜く序章だと思う。この序章がやがて夏を向かえ、秋口に入って行くと本編突入となり、部活にエネルギーを注いだ分を今度は高校受験に完全にシフトチェンジすることになる。校内実力テスト、外部模試と1ヵ月に1回は模擬試験がある計算になる。この状況下で15歳の子ども達に何を私は伝えたいかと言えば、『目の前に立ち塞がった壁に自分の力で登って、それを乗り越える強い人間力』なのだ。それを私は英語という教科指導を通して伝えたいと思って教壇に立っている。また15歳の子ども達を応援するのは家族の方、子ども達を導く学校の教師陣、地域の大人、加えて私たちもその一役を担っている。

「できない」と決めてしまえばそれで終わり。『できないかもしれないがやってみよう』そして挫けそうになる時も出てくる。その時、家族や周りの大人たちはこう声をかけてやって欲しい。『自分が選んだ道だろ。もう限界!ってところまでやったのか。今のあなたは自分の未来を自由に膨らませ、自由に行動することができる時なんだ。もう一度自分に問うてみなさい。ここでもう一度自分を奮い立たせる生き方と、ここで一旦歩みを止める生き方とではどちらがあなた自身が望む姿なんだろうか・・・』って。

私は地域の大切なお子さんをお預かりしている。私の手元から15歳の子ども達に生きる力(人間力)を持って巣立たせたい。それが私の仕事が完成した時ではないだろうか。そんなことを思いながら先週末、一人教室で天井の子ども達の志望校色紙を眺めていた。

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