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~パスを少し前に送る~

10日ほど前の中日新聞の生活欄、
「手紙やメールで伝える工夫」として、
『少し前にパスを送り合う』効果が載っていた。

バスケの速攻のパスは、
走る相手の少し前にパスを送り、
相手の走力を引き出すのがコツだそうだ。

この「少し前に送る」パス、
私たち教える立場の者も、意識すべき事だと思った。

三者懇談が始まった。
懇談シートを使っての懇談を進める中、
最後に、このシートに生徒さんとの「約束」を書く。
この「約束」をする時、
教師の「思い」を、生徒さんの少し前に送り、
生徒さんがジャンプしてキャッチできるようにと心がける。

昨日懇談を行ったAさん、
期末で450点以上が得点できるようになった。
1学期期末は、465点までいった。
「約束」は、
苦手な社会でしっかり得点する事と、
470点以上取る事。
少し前へパスを出した。

先週懇談したBさん、
提出物がなかなか出せていない。
まずは、「生活ノートを毎日出す」約束をした。
その約束ができるようになったら、
「学校ワークを期限までに提出する」約束をする。
1つひとつ前に前に、ていねいなパスを出したい。

授業もパスの出し合いである。
授業が「キャッチボール」に例えられる様に、一方通行ではいけない。
教師側が出したパスが返ってくるように心がける。
その生徒に出すパスは、
相手によって、場面によって、
「速さ」を変え、「向き」を変える。

しっかりキャッチして欲しい子には、
確実に取れるパスを送る。
まだまだ走り足りない子には、
前に前にパスを出す。
色々な思いを込めて、
パスを送る。
子ども達が、シュートを決める事を念じて、パスを出す。

2学期期末(後期中間)テストまで、1ヶ月。
走力を引き出すパス、
シュートにつながるパスを意識しての授業をし、
そして、
前に向かって走れる、言葉かけをしていく。

今日は10月9日、
上野塾では、「塾の日」「じゅくのひ」となっている。
上野塾長のお誕生日でもある。
私の中では、
キラキラ未来に向けて輝く子ども達と
時間と夢の共有ができる事に感謝する日である。
今日も、しっかりと、
子ども達の心に、「やる気のパス」を送りたい。

※画像は、キラキラな関校地域生

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