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今日は中学の卒業式。
振り返ってみれば、わが子の卒業式に私は一度も参列していない。
当たり前だ・・・。
私が卒業式に参列すれば、間違いなく涙が止まらない。
それが分かっているから私は出ない。
いや、出られない。

長男、長女、次女と3人の子どもたちはみんな
今日義務教育を終えて旅立って行く。
しかしまだわが子の自立はまだまだ先のようだ。

今年53歳の私だが引退など考えられる状況でもない。
まだまだ子どもたちの為にも頑張らないといけない。
新年度の4月からは月曜~日曜まで授業を入れた。
そう、休みのない日々が続く。
今年は1月2日からの正月合宿に始まって
今日まで一日も休みがない。
どこの塾屋も同じかもしれないな・・・。
これも好きで行っている塾屋稼業だからできること。
2013年は踏ん張ることに決めた。

新規開校の上野塾西郷校。
入塾体験の申込みが本日で84名。
既存の本校、芥見校、そして新規の西郷校の3校で
本日ジャスト300名の在籍数を数える塾に成長させていただいた。
最初26名でスタートした上野塾。
ここまで丸8年。4月からは9年目に突入する。
300名なんて考えられなかった。

今日があるのは2005年の4月に私を信じてついて来てくれた子どもたちと
応援していただけた親御さんがいてくださったから。
先日第1期生のshioriが就職報告に来てくれた。
今日も5期生のダブルtoshikiが報告に来てくれた。
明日は昨年卒業したakaneとyunaが来てくれると連絡が入った。
嬉しいね。本当に嬉しい。
これはお金で買えない財産だよ。
みんなありがとう。
感謝しているよ。

上野塾、地域に愛される塾を本気で目指すから。
そして今年は教え子たちがこの上野塾で働きたいと言ってくれる
塾へと準備を進める元年にするよ。
それが次の私の夢だな。

明日中学を卒業する子どもたちに贈る言葉。
私が昨年の塾の卒業式に話した言葉をもう一度記しておくよ。
おめでとう。そして、ありがとう。

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本日は上野塾卒業式に参列してくれてありがとう。
卒塾式ではなく、卒業式にした訳を話します。
あなた達はひとつの業(ぎょう)、
[業とは仕事、技、なりわい、学問を指します]にひとつの区切りをつけ、
新たな旅立ちの日を迎えました。
区切りを付けることは「節目」を付けること。
これから更に伸びていくため、自分自身を強くするため、
幾多の困難に遭遇しても折れない心と行動力を備えるために
一区切りの節目を付けることが必要だと感じたから
上野塾卒業式を開きました。

みんな! 卒塾はしないでください。
ずっと上野塾と関わりを持ってください。
大学受験の報告、就職の報告、結婚の報告、
将来のあなた達の子どもを私達に見せに来て下さい。
そんな節目節目に上野塾を思い出してくれれば
私達はこの上ない幸せを感じます。

今日という日は、決してあなた一人で迎えられた訳ではありません。
私が「尊敬する人は誰ですか」と問えば
間違いなくあなた達は「お父さん、お母さん」だと答えるでしょう。
いや答えるべきですよ。
親にとって子どもは宝者。親は自分の子どもに命を賭けられます。
自分の子どもの命が危ない時、躊躇せず自分の命を投げ出すのは
あなた達のお父さんでありお母さんなのです。
これは親になって初めて分かることです。
あなた達もその年齢になったらきっとこの言葉の真意が分かると思います。

でもあなた達のことが可愛くて可愛くてたまらないから、
大事に大事に育てるのか?腫れ物に触れるように接するか?・・・。
いや違います。それはあなた達の自我が育っていない幼少の頃は
溺愛することもあります。
しかしこの十五歳の歳を迎えたあなた達を
オブラートに包むように接する親はおりません。
現に上野塾に通わせていただけたことが
あなた達の自立を願うお父さん、お母さんの思いなのです。
それに応えたく私たちはあなた達と接してきました。
教室にいる時の私や西国原や杉浦はみんなの親父。黒田は母親。
吉喜は兄貴、後藤、影山、木村は姉貴。
今日ここにいる私たちは本当に厳しい父親、母親だったと思います。
でも今日の私たちはどこにでもいるようなオジサン、オバサンです。
何故だか分かりますか?
それはあなた達が立派に業(ぎょう)を成し遂げ、
私たちの役目は果たしたから普通のオジサン、オバサンになったのです。

私はこんな言葉をふと目にしました。
私の考えと相通じる感覚を持ったので伝えます。
『鏡は先に笑わない』・・・。
「自分が笑わなければ子どもは笑わない。
 親が楽しんだり努力したりすれば子どももついてくる」と・・・。
私は塾の中でもみんなや仲間の教師達にこんな思いで接しています。
夢を持つことの大切さ、それに向かって進むことの尊さ、
結果が出ない時の自分のあり方、取るべき行動の本意を考えます。
でも私はよく失敗をします。
一人で思い悩んだりすることも人一倍多い人間です。
しかしまた歩き始めることの勇気も覇気も持ち備えています。
今日はそんな私の気持ちを汲み取ってくれた塾長補佐集団が
あなた達に最後の言葉を贈ります。

最後に本日参列していただいた保護者様、
お忙しいところ本当にありがとうございます。
卒業証書もありません。気の利いたサプライズもありません。
あくまでも自然体で上野塾らしくこの卒業式を執り行います。
宜しくお願い致します。

                         上野塾 塾長:上野義行

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