私の教え子にこんな受験生の女の子がいる。
仮にM子としておこう。
皆と同じように受験勉強をし、習い事の習字とピアノ。
夏までは部活動の朝練、夜練に明け暮れていたM子。

子どもたちと話すと「時間がない。宿題が多すぎる」と
すぐ弱音を吐く者がいる。誰しも大なり小なるそれは感じること。
その弱音を口に出すか出さないか、やりもせずして「できない」は
私からすれば単なる甘えだ。

M子は今までに一回だけ私にこの「できない」と言う言葉を発してきた。
受験講座の勉強、実力テストの勉強、ピアノの練習、塾の平常宿題…と。
私はその時こんなことを言ったと思う。
「やれるかやれないか動いてみなさい。
そこで軌道修正が必要なら相談に乗るよ」と。

その後、相談はなかった。
期日までにすべてをきちんとやり切ってきた。

先日学校の合唱の伴奏が当たったと聞いた。
本人がやりたいと思っていたことだから弱音は見せなかった。
毎週木曜日の夜、家内のピアノ教室に通っている。
耳を凝らせば、その音が聞こえてくる。
1週間前はおぼつかない、辿々しい音色。
当たり前だ。始めたばかりだから。しかし本番が近い。

M子は、事の優先順位(プライオリティ)を意識した。
自分ができないと皆に迷惑を掛ける。だからやり切ると。
昨日の夜のレッスン室からピアノの音が聞こえてきた。
自信に溢れ、鍵盤を力強く抑えるM子の姿が想像できた。
丁度、塾の教室は期末試験対策で皆が問題に集中していた時間。
教室は静まり返っていた時にこのピアノの音色。
私は子どもたちに分からないようにホワイトボードの方を向いて
目に滲む涙をこらえていた。
立派だった。

夜、家内に「M子、見事だったね」と。
家内もきっと同じ気持ちだったと思う。
よく耳にする。「成功の反対は失敗ではない。何もやらないことだ」と。
正にその通り。
限られた時間の中で、今自分が何をやらねばならないかを考え、
それを精度の高い所まで自身の目標を設定し、最後までやり切る。
これは自分だけの大きな財産になる。
同じようなことがこれからM子の前に現れても、
きっと乗り越える術と心を持ち備えたと思う。

昨日は教え子から学んだよ。
ありがとう。そして立派だぞ!

 


───・───・───・───・───・───・───・───・───・───・───・───・───・───・───・───・───
岐阜で小学生・中学生の学習習慣づくり・定期テスト対策・進学塾・受験対策は【 上野塾 】
1ヶ月(最大8回)無料授業体験実施中!
地域子ども学習支援「小学3~5年生」授業料1,000円!
【ホームページ】http://www.uenojuku.jp

■塾運営本部/西郷校
〒501-1177 岐阜県岐阜市中西郷3丁目79 
→地図はこちら
電話:058-234-5856

■本校 
〒501-2122 岐阜県山県市藤倉422番地
→地図はこちら
電話:0581-36-3533

■芥見校
〒501-3132 岐阜県岐阜市芥見長山2-4-1-3F
→地図はこちら
電話:058-243-3250

■関校
〒501-3941 岐阜県関市小屋名1020-2
→地図はこちら
電話:0575-46-9791
───・───・───・───・───・───・───・───・───・───・───・───・───・───・───・───・───